ミニマリストの地方移住

ども、くろです!

田舎暮らしは「車が必須」だったり「気軽に買い物に行けないから大きな冷蔵庫が必要」だったりと色々物が必要なイメージが強いと思います。

今回はミニマリストの私が地方移住した際の話をお伝えしたいと思います!

この記事はこんな人におすすめ!

・ミニマリスト
・地方移住に興味がある人
・物を減らしたい田舎に住んでいる人

ミニマリストのライフスタイルは各個人で最適化されているものが多いのであくまで一意見としてとらえていただければと思います。

東京から福島の村に移住して一年以上の経験を元に書いているので参考にしていただければ幸いです。

それではどうぞ!

車は必須

都会の生活に必要無いもので増えてしまうもの第一位は間違いなく「車」です。

残念ながら田舎に住むなら車を持たないことはあり得ない選択肢でしょう。

軽自動車で事足りるので普通車ではなく軽自動車にすることをオススメします。

維持費の内訳

軽自動車小型車普通車
自動車税(注1)\10,800\30,500\36,000
重量税(注2)\2,500\8,700\16,400
点検・車検費用(注3)\61,726\74,870\93,865
駐車場代(注4)\120,000\120,000\120,000
ガソリン代(注5)\58,594\71,795\93,750
合計(年間)\251,120\297,165\343,615
(注1)軽自動車:総務省「軽自動車税の概要」より/小型車:東京都主税局「税金の種類<自動車税>」より。2019年10月1日以降に初回新規登録を受けたものとして算出。
(注2)一般社団法人 日本自動車工業会「平成29年5月1日からの自動車重量税の税額表」より、年換算。
(注3)法定点検・車検の概算費用として、当社調べ。
(注4)月額1万円として年換算。
(注5)年間走行距離が10,000km、ガソリン代がハイオク150円/1Lとして、当社調べ・年換算。
※総排気量1.5L以下を「小型車」、総排気量2L以下を「普通車」としています。
※上記は2019年10月時点の情報を基に算出しています。
※自賠責保険・任意保険を除いた金額で維持費として算出しています。

三井ダイレクトによると軽自動車と普通車では年間で92,000円程度の差が出てきます。

三井ダイレクト「車種別自動車の維持費」

6人家族とかにならない限りは軽自動車の方が支出的にも便利ですね。

ちなみに私は「ダイハツハイゼットカーゴ」「スズキエブリィ」が好きです。

住居

家賃

田舎って家賃が低いんでしょ?

そう思っている方もいると思いますが、実際はそんなに安くありません。

総務省の報道資料「平成30年住宅・土地統計調査」によると東京都は8万1,001円、福島県は4万1,386円となっていますが東京都はアクセスが良い場所でなければ1K3万円で借りられる場所もあるのですが田舎は借りられません。
というか1Kの賃貸がなかなか見つけられません。

ただし5万円で綺麗な2DKに住めたりします。

家族で住んだりするミニマリストであれば田舎での生活は生活費を増やさずに生活できる場所になるかもしれないですね!

ただしミニマリストで「冷蔵庫を持っていない」(町の私物化)をしている人は住む場所がさらに限定されるため入居する場所には注意しましょう。

空白の多い家

ということで「家に空きが多い」状況が発生します。

人間は空白を埋めたい「空白の原則」という心理があります。

ミニマリストになりたての人が田舎の大きな家に住むと「ここに大きなソファが欲しい」「テーブルを置いて椅子を置いてカッコいいダイニングにしたい」という心理を制御できずに色んなものを買ってしまいます。(ミニマリスト5年目の私もその一人)

この空白に「余白の美」を感じれる人でないとどんどん物が増えていってしまいます。

衣類

服は増えませんでした。

住む場所が変わっても大して必要としている物が増えていないです。

田舎に行く前から私は他人の目を気にせず生きていたので特に問題なくそのままのスタイルを貫いています。

逆に人の目が気になるミニマリストは地方移住をお勧めします。

移動は車、買い物する人たちも多くは高齢者。
こんな状況でオシャレを貫く人は「オシャレが趣味」な人なのでぜひ貫いてください。

趣味を削るミニマリズムを唱えている人はミニマリストには居ません。

食事

外食が減るので食器に注意

田舎で外食は圧倒的に減ります。

外食が減るので相対的に自宅での食事が増えます。

そうした時に気を付けなければならないのが
「食器が増えること」です。

食器が増えないようにする方法として私が実践しているのは「食器は100均でプラスチックのものを買う」ということです。

割れる可能性もなく、傷んできたらすぐ交換。
食器を貰うことはあまりないかと思いますがもし貰ってしまったら「災害対策でプラスチックに統一してるんです。」と断る。

断れなければ一度使って写真を撮って捨てる。(理由は割ってしまったとか言っておく)

同じものを同じ数だけしか持たないと決めておき、それ以上に必要になる場合は「使い捨ての皿、コップ」を100均で買っておくだけで安心できますし、災害時やキャンプなどの際にも使えるので便利です。

飲みは高い。。。

飲みに行くことは極端に減りました。

車社会なので、飲み屋で飲むと代行サービスを頼まなくてはならず飲み代+3,000円ほどかかってしまうので自宅で飲むことが多くなりました。

私はAmazonの定期購買でお酒を頼んでいるので、通常価格より安く購入しています。1ケース24本入りなので一日一本飲むと休刊日を強制的に作らなければ足りないことになるので財布にも身体にも優しいルールに出来ていると思います。

野菜が良い!

質も値段も東京で買うより良いです。

地場産の物を食べる地産地消スタイルを実施できるのでそういったライフスタイルを実行したい方は是非移住してください。

私は野菜が嫌いでしょうがなかったんですが、移住してからはモリモリ食べるようになりました。(焼肉食べ放題でシーザーサラダ3回お替りするくらいには好きになりましたw)

【結論】物は増えたのか?

地方移住して田舎で生活して一年。

結論、物は増えました。

ですが東京にいる時よりも支出健康に良い影響がありました。

増えたものも「車」「余白の美がある家」「家具」なので家具についてはこれから減らせばいいし、余白の美が堪能できるので満足しています。

ミニマリストには地方移住、お勧めします。
自己承認が出来て向いています。