※毎度のことながら私の超個人的主観に基づくコメントを記載しております。
悪意はないので不快に感じた方はDMにて削除依頼をお送りください。
Advanced部門
Merry Cherry
- ミニオンの曲を使ってそれに衣装を合わせているのでポップな印象。
- 舞台を前後左右に広く使いラストは舞台前方で完結させているのは流れとして綺麗。
- 見せ場前にしっかりと盛り上げるように小ネタを挟んでいる箇所や中締めで全員のアー写ポイントを作っているのは良い点。
全員のやりたいことを満遍なくやろうとするとでもが迷子になりミスが重なるとさらに世界観も損なわれて最終的にはどこを見せたかったのかどうやってみてほしいのかが分からなくなる。次回はミスが少ないパフォーマンスを見たい。
bamboo
- 音先で入場するとやっぱり元気さが違うですね!
- 三倍の練度が高い。アクロバットもいい完成度です。
- 舞台中央より前方で行うパートが大部分を占めていて表情まで含めてとても見やすい。
本当に個人的な意見ですが、やる気のなさを感じるパフォーマンスはあまり見たいものではありません。思い通りに行かなかったとしてもお金を払って見に来ている観客や教えてくれた指導者、チームメイト、ダブルダッチ教室に通わせてくれている親御さんの気持ちをないがしろにする行為です。言葉を選んでオブラートに包んでこのような表現になっていますので次回はもっとパフォーマーとして舞台に立ってほしいです。
跳 FENNEL
- 初めにソロをした女性のダンスはとても好きなテイストでした。もう一方もアクロバットの質がとても高いです。
- 三倍を攻めるのは近年のムーブメントなのでどんな工夫をするのか非常に気になるパートでした。
- 中締めをした後に高速のハリーはB-Jackでも見られた非常に見応えがある構成なので成功してほしかったです。
縄のドロップはしてはいけません。パフォーマンスで一番ミスしたと分かるし、復帰までの時間が長いミスだからです。やりたいことをひたすら入れる事は今回できたと思うので次回はもう少しミスの少ないパフォーマンスを目指してリスクヘッジをしてみてほしい。
Blue Sky
- 清涼感のある名前と衣装でしたので爽やかなパフォーマンスかと思ったら結構王道ダブルダッチっぽい内容でびっくりしました。
- 三倍で面白い技もしているし曲もかっこいい。
- (多分)いい顔してるので下向かずに観客に明るい表情を見せて欲しい。
曲と内容と衣装のマッチングができるといいですね。それぞれにやりたい技があって飛びたい曲があって着たい服があるのは当然ですがそれをまとめ上げて披露するのがパフォーマンスではないかと私は思うので大会で優勝することが目標であればこの辺りも意識してもらえればもっといいパフォーマンスになるでしょうから次回は頑張ってください。
Noisy
- 会場をつかむOPの世界観は見事で王道で真っ直ぐなことでは終わらないんだろうなという期待を煽るパフォーマンスでした。
- ロープスキルの高さと表情から魅せていく演出力。三倍にも隙間なく見せ場をつくるところも引き込まれる演技です。
- 速縄と縄捨ての技術が素晴らしい。縄の中が非常に広く感じられる跳びやすそうな縄でした。
グラウンドアクロの練度が勿体無いなと思ってしまう部分でした。いつもは通っているがなぜか噛み合わない日はあるものです。技術力も表現力も素晴らしいものでしたので次回の大会では噛み合わない日にどうにか噛み合わせる鋼のマインドを作ってきて最高の演技を見せて欲しい。
BLACK BLOW
- 音への合わせ方と振りがかなり好きで1曲目リピって見ちゃいました。
- 男子1人を埋もれさせず際立たせた上でハリーに持っていく流れは気持ちよかったです。
- 流れを切らずにいい感じにリスクヘッジしているのが非常に勉強になるしそれを可能にする縄外の厚みですね。
特筆する事はないですがよりいいパフォーマンスをという事であればリスクを負うことで出るヒリヒリ感や見たことのない技を見た時のいい意味でのパニックを感じることができたらいいなと思いました。次回はぜひその辺りを期待したい。
Aegis
- アクロバット、ハリー、三倍はトップレベルの素質を持っている。
- 観客意識もできておりアピールもしっかりと押さえている。
曲にも言えることだがそんなに詰め合わせパックみたいにしてしまうと観客が疲れてしまうし、緩急もつかないので拍手をしたりアッという間も持てないのでもう少しパフォーマンスとして世界観を持ってデモ作りをするとやっている技がより輝くと思う。
Zenith
- 雲外蒼天をハッキリ意識しているとわかる衣装と雰囲気で思わずおっ、と身を乗り出してしまった。
- 縄を結んで一本の大縄にするアイデアを用い、それを単発で終えないアイデアの数。
- ダンスもキレが良く各所での見応えに大きく貢献していた。
普通のダブルダッチではないが故にミスをした時のガッカリ感は諸刃の剣となるので安全マージンは普通よりも高く設定したほうが無難ではあるが、今回のパフォーマンスは非常に良い塩梅で設定されていたと思う。次回の大会では是非ノーミスを期待したい。
Reliar
- 金髪の子を軸に目線を操作しているのが非常に良く、わかりやすく視線を操作しつつ外しも行っているのがとても効果的でした。
- 女子ハリー、入りがとてもかっこよくて好み。アクセントだったのか主張もなく縄中を交代してしまいちょっとだけ名残惜しかった。
- 跳ね起きに合わせて一本だけ先に縄を渡してしまうのは良い作りだなと思った。
ロープスキルはあるがジャンプスキルが乏しいパートが目立ちその自信のなさが区切れを作って安全にデモを行っているように感じさせたのではないかと思うので次回はその辺りを攻めたパフォーマンスを見たい。
Quintet
- 音ハメの各場所で外さずに回収して行ってくれるのは非常に気持ちがいい、観客への意識が低いと立て直しや次の動きばかりを考えてしまいおざなりになるがそれが見えなかった。
- ターナーのチェンジ方法が多彩で大技のない中でも見ていて飽きがこない
- 縄の安定感が非常に高く危なげが無い。クインテットのパフォーマンスは溢れ出るパッションを溢れさせられるかどうかで人の心を動かすといった次元になっている。
成功率の高い技を入れ個々のスキルに依存するとどうしても定量的で予定調和感を拭えないパッションの足りないパフォーマンスになってしまうのかも知れない。成功率の高いパフォーマンスにしつつ、内容にハラハラを添加していく見た目よりもやってみると難しく無いという技があと2、3個アクセントにあると良かったかなと思ったので次回はハラハラを期待したい。
MAKE WAVES
- ?(クエスチョン)みたいな余裕感と様々なスキルが3人と感じさせない圧倒的重厚感で面白かったです。
- アクロバットを使って舞台を広く使っているので演技に立体感を感じることができた。
- 終わり方もかっこよくて非常に見応えのあるパフォーマンスでした。
軽いミス以外悪いところが見当たらない。アクロバットの見せ方にはもう少し工夫があるほうが面白いがそんなに気にならない。強いていうのであればハリーのパートがないので若干物足りなさは、、、いややっぱ無いな。
UNITENIT
- 縄と衣装の色合わせおしゃれでした。
- レベルの高いダブハリがみれて眼福な上、STOPの音ハメも気持ちがよかったです。
- ラストも圧倒的パーティー感でハッピーでした!
これまたレベルの高いいうことがないようなパフォーマンスでした。最後のパフォーマンスはアップテンポだからミスが目立たずに済んでいたのですが本来はラストのミスは勝つには絶対避けたいところなので次回は完デモ期待しております。
Little Dynamite
- OPの揃い方は強さを感じれる良いこだわりムーブと思います。
- ジャンプに安定感があり縄が通っていなくても通っているかのような自信あふれるパフォーマンスでした。
- ストップのスキルが高く動きにキレを感じる上に音に合わせることでさらに助長している。
見せ場での地味ミスや最後のミスが不完全燃焼を招いているのですがそれでも内容の充実感や満足感はかなり高いものでした。次回は詰めまでしっかりと魅せ切った最高のパフォーマンスを期待したい。
狛Zephyr
- 一定した王道のダブルダッチで個々のスキルも非常に高い。
- 中締めもしっかりノリのいいムーブを挟んでいて一曲目のイメージをダンスソロによって上書きした形になっている。
- 観客意識もしっかりあってパフォーマンスに置き去りにされていない、選手と観客の一体感を感じた。
一曲目はミスなく魅せ切らないと観客の不安を煽ってしまう。最初にミスをしてしまうだけで疾走感は雑さ、パワフルさは荒々しさに印象がガラッと変わってしまう。
4Rings
- このチームの特色とも言えるターナーとジャンパーの揃った動きが冒頭から見られてもう満足。
- 三倍の見せ方も前回から数段進化していてあっと言わせる工夫の見せ方でした。
- 3人のパフォーマンスと思えない舞台の利用率。しっかりと前に居る理由や左右に居る理由があるように思えてその点は今後しっかりと研究したい。
今までの4Ringsがシックでミステリアスな印象のチームだったが今回は選曲や動き、衣装などがガラッと変わっていた。個人的にはこれまでの雰囲気が好きだったために内容にそぐわない凡庸さを心のどこかで感じてしまった。今後のパフォーマンスに注目したい。
跳 tachyon
- ワールドの始まり方はちょっと独特で面白かった。
- ダブハリの跳ぶ姿勢が揃っていたのでみていて綺麗だなと思った。
- 男子のハリーは曲の雰囲気とマッチしていたように思う。
曲の雰囲気と観客の手拍子を全て無視した手拍子の煽りを縄外でやるくらいなら微動だにせず立っているだけの方がカッコ良さの面で幾分見ていられる。ミスも多く、やりたいこと先行で観客意識やリスクヘッジができていないように思うので次回はその辺りを気にしてパフォーマンスを作ってみてほしい。
狛ETER
- 明らかなテーマ性と振りの付け方。音と動きをマッチさせ不可思議感を見事に演出していたように思う。エンディングも秀逸。
- 縄のリリースを多用して効果的に技を際立たせる動きができていたように思う。
- スマートな三倍の入れ方はさすが狛江と言える。技の難易度も綺麗さもかなり高いものでした。
OPのテンションと中盤の激しさが若干ミスマッチでしたが不快感などはなく中締めで世界観を再提示していったと思う。だが衣装とのマッチングはOPの一曲だけでしたのでもう少し見るからに動きそうな衣装でもよかったのかなと思ってしまった。
Rosy☆Lily
- 動きのかなり多い立体的なパフォーマンスだが無駄な動線がなく非常に綺麗。
- 縄中が目まぐるしく変わるので非常に難しいパフォーマンスのように思う。すごい。
- 身体能力が高いのに加えてジャンプスキルが高いので間髪入れず次の技がくる息も吐かせぬジェットコースターのようなパフォーマンスだった。
危うい縄が多すぎたように思う。軽く触れてしまっていたりちょっとバチっていたりクロスしてしまっているのに縄に入ってしまっているなどミスには数えなくても焦りが見えてしまう、安定していないように見える心象的ミスが多かったように思う。スキルは確かなので次回はもう少しゆとりのあるもしくは確実な縄でのパフォーマンスを期待したい。
Cross Over
- 振りが大きくて非常に自信に満ち溢れたパフォーマンスが見ていて清々しいかっこよさを醸していた。
- レベルの高いグラウンドムーブを2人でこなしてしまう粒揃いなスキル持ちのチーム。加えて空中姿勢がとても綺麗。
- このレベルのパフォーマンスをノーミスもしくは小数点ミスで終えられるのは圧巻と言って差し支えないでしょう。
特に他にいう事はないです。堂々とした演技でミスもなくレベルも落としすぎず丁度良いパフォーマンスでした。小技やアクロバットを通す際にもう少しひねれると驚きを感じれて楽しめるのでその辺りを次回の大会では見てみたくなる演技だった。
狛夢病愛
- アイドル。世界観にしっかりとした統一感があり会場もライブスタジオに早変わりしていた。
- 可愛さに全振りするわけでなくしっかりと長尺のハリーを跳んだりレベルの高い三倍を入れたりと充実感があった。
- 面白い縄技、リリースの多用、さまざまな角度からの3人ユニットの見せ方はどれを取っても勉強になるパフォーマンスです。
細かなミスがもったいないと思ってしまった。恐らくはいつも低確率で起きていたミスだったが故に復帰も落ち着いていたがアイドルにはノーミスを求めたくなるものです。
※見てほしいのでノーミスの動画載せておきます。
Little Joker
- ブレイキンの動きが多くて個人的にとても好きな流れが多かった。
- しっかりと縄外も動きを作っていたりしてチームとしてのまとまり、一体感は常に感じることが出来た。
- カウボーイの小技は中央の子の見せ方がうまくて今後の展開にも期待ができる技だった。
復帰に耐性が無いように思ったのと動線がわちゃわちゃしていて見ている方が疲れてきてしまった。基礎的スキルが足りないミスが多かったように思うので今後の成長に期待したいと感じた。
AuX.
- ハリー、三倍、その他の技にもある程度の余裕がありそれがパフォーマンスのクオリティを高めている。
- 随所で口が動いているのに注目!感情の入り方が違う。
- 舞台の使い方、動きの見せ方、技のクオリティ、サプライズもしっかりあって見応え十分なパフォーマンスでした。
動画を今現在で50回は見ていますが毎度新たなこだわりが発見できるので全く見飽きないです。個々のスキルが高いことを前提に成り立っている構成でネクヒでこの満足感は文句のつけようが無いでしょう。
JUMPING BL☆ZE
- 移動縄で舞台を大きく使ったOP。序盤から技の繋ぎにストイックさを感じる。
- 自身の技の見せ方にこだわりがあり無茶をせずに見せている部分に非常に好感が持てた。
- 3人ともとても運動神経が高くシルエットも良いのでどんなパフォーマンスでもこなせそう。他のパフォーマンスもどんどん見たいという思いを持った。
絶賛しておきながら驚くのは「なぜか記憶に残らない」ということ。おそらく観客への意識、問いかけや共感を促す場面が無く淡々とこなしていっているように感じてしまったのかもしれない。次回の大会では難しいが会場を巻き込んだり熱を与えるような演技を見せてほしい。
跳 Vapor
- 三倍に挑戦するメンバーがかなり速い縄をある程度跳べているので成功を見たかったと思った。
- 途中で衣装を変え曲と齟齬が起きないよう工夫している点は評価できる。
- 紫の子のソロダンスは今後もこのチームの主力となりそう。
技がうまくいかない部分は多くの練習とリスクヘッジをするとして、それよりも衣装を気にしたり髪を気にしたりパフォーマンス以外の部分に意識が散漫である点は次回の大会では修正してきてほしいと切に願う。
最後に
Advanced部門にもなるとかなりのレベルのチームがしのぎを削っているのですが突出しているチームに言えることは「高い基礎力」「観客への訴えかけ」「細かい作り込み」だと思います。
ノーミスをしないことが最高というわけでもない近年では審査項目の「高い技術力」「豊かな表現力」「総合的な完成度」「驚きを与えるオリジナリティ」を満遍なく提供してくれるチームに加えて上記3項目を満たすことで全国大会へ歩を進めることができるようです。
逆に明らかに見ていられないチームは「統一感のないパフォーマンス」「自己しか満足させられない自己満足ムーブ」「とりあえずが透けて見える振り付け」「練習で数える程度しか成功したことがなさそうな技の多用」が散見されるところでした。
観客はお金を払って見にきています。ネクヒの観客は超ひどくても手拍子を送ってくれる優しい会場ですがそれに甘えることのないようたくさん動画を見て練習をして少しでも拍手や手拍子に報いれるようにパフォーマンスを作ってほしいと切に願います。。。
来年からはどの部門にもあまりにもひどいチームにはコメントを書かないようにしたいと思います。努力が見えるチームには頑張ってほしいとの意を込めて引き続き勝手ながらコメント書きを継続させていただきたいと思います!