【DoubleDutch】正解を与えず気付きを与える(おまけ)フリロの注意行動5選

スキル

ども、kUroです。

今日は新年度になり、新たに先輩になった皆さんの「当たり前」を壊したいと思います。

日本の「教える」

日本の教育は結構一つの「答え」に向かってどうやって解くかを「覚える」教育方法が主流です。
この教え方にはメリットとデメリットがあると思います。

メリット

・時間効率が良い

・一度できるようになると同じことなら出来るようになる

・傾向が分かっていればある程度応用が効く

デメリット

・なぜその答えになるか理解しないでも解けるようになる

・別の解き方を模索することがなくなる

・自分で解くより答えを教えてもらってからそれを覚えようとする

学校教育は「Why?」を排除する「工場ライン型人間」を生み出す構造が根強くあるのです。

このような教育では与えられたことをソツなくこなせる人が良しとされるので、
クリエイティブな人間は評価を受けづらいです。
テストの問題文もかなり限定的な解放を求められます。
授業で教えていない方法で数学を解いた時、
別の言い回しで英語の解答を書いた時などに点数をもらえる構造になっていないのです。

ダブルダッチでこの教え方をする

ダブルダッチという創造的なスポーツの教え方も、このような社会で育ってきた人たちが教えると一気に限定的なものになってしまいます。
例えば
・ハリーの跳び方はしっかり縄の前後へ跳ぶ
・縄の回し方は肘を動かさないで握っている縄は常に平行にする
・ステップの踏み方はまず左足をしっかり蹴って、その時腕は水平に伸ばす
って感じで教えますよね。

これで起こることは
「真面目で一個一個しっかり考えてやる子ほど上達が遅い」ということです。
頭で考える真面目な子ほど
縄の中にいる時間、縄を回す時間が少ない傾向にあるように思います。

先輩から細かく「正解」を提示された為に、
言われたこと以外の動き=失敗、ミス
と認識してしまいチャレンジができなくなってしまうのです。

ただ、ダブルダッチは縄慣れがとっても大切なスポーツですので
ポイントだけ聞いて「とりあえずやってみる」という意識を持った子は成長が早いです。
また、挑戦中のミスも新たな技へと昇華することも結構あります。

私があまり跳ぶのが上手くない後輩とフリーロープをするのが好きな理由はここにあります。
凝り固まった私の頭にミスという形で未だかつてやっやことの無い新たな動きを与えてくれるので私は後輩とのフリロが大好きです。

出来るようになってから縄に入るのではなく、縄の中でようやってできるようになるのかを跳びながら考えてみるようにするだけで有意義な時間がグンと伸びます。
ぜひミスを「失敗」ではなく「新技の卵」だと思って挑戦をしてみてください。

フリーロープでの注意行動5選

先ほど縄中でどうやってできるのか考えてと言いましたが、フリーロープをだんだん跳べるようになってきた時にやってしまいがちな注意行動があるので書いておきます。
この注意する行動を多くしてしまうとみんなで楽しくフリロができなくなってしまうので心の端に留めておいてほしいです。
※個人的な意見ですので参考程度に。。。

注意行動5選

1,長時間跳びすぎる

2,縄を回さない

3,強引に割り込む

4,縄のドロップ

5,カメラの前に立つ、物を置く

1,長時間跳びすぎる

これが正直、一番多くて感覚の問題が故に指摘も出来ないことです。

個人的には曲の速度や内容にもよりますが10エイト以上跳ぶと
「なんだかまとまりが無いな」と思ってしまいます。
みんな跳びたいですからあまり独占するのはナンセンスですよね。

長くとも16エイト以内に抜けるようにすると良いのでは無いでしょうか?
跳びたければまた入れば良いのですから。

※曲のスピードや手数によって大きく変わるので30秒〜1分ほどを目安にすると良いかもしれません。(2022/08/12加筆)

2,縄を回さない

跳ばせてもらったら跳ばしてあげましょう。
回すのが下手くそでも良いので回そうとする姿勢は見せましょう。

回したけど上手く跳ばしてあげられなかったと思うのならば、
その悔しさ分練習をすれば良いのです。

縄を回さず跳ぶだけ跳んで見ているだけの人は私だったら
「あまり呼びたく無い人認定」をしてしまいます。
私はフリロでは跳ぶのが好きなのでその時間を短くされる上に回しもしない人はお邪魔虫です。

3,強引に割り込む

入るタイミングがドンピシャで被ってしまうことはあるので
それを否定する訳では無いのですが、
そういったことでは無く

どう見ても縄に入りたい人が居るのに前から偶数カウントで入ってくるとか
好きな曲だから大声で主張して威嚇するような入り方はカッコ悪いと思います。

フリロでは一緒に囲んでいる人たちの
流れや雰囲気を汲み取って楽しんでいけると良いですね!

4,縄のドロップ

跳んでいる人だけでなく回している人も注意することがあってそれが「ドロップ」です。

もちろん縄を離さないと危ない時は遠慮なく手を離して良いですが、
多いのは攻めた技をした際に「手からすっぽ抜ける」ドロップです。

チャレンジする気力を削ぐ、流れを止める、適当に回していると思ってしまう不信感などのデメリットがあるため極力ドロップは起こさないように心がけましょう。

おまけで「棒立ちなど、拾う気のない縄の回し方」もドロップほどで無いがやらない方がいいかなと思います。ジャンパーもテキトーに跳んでいるならまだしもみんな真剣に楽しんでいますので回すのが嫌いでもせっかくの練習の機会と思って回してくれると嬉しいです。

5,カメラの前に立つ、物を置く

跳ぶのに集中していたり跳んでいるのを見ているうちにやってしまいがちなのが「被る」です。
最近はSNS投稿をしたり単純に自分の成長のために撮影をしているカメラには被ってはいけません。

基本的にはジャンパーの正面にカメラが置いてあると思いますので
ジャンパーの正面を横切る、荷物を近くに置く、ラフなバトル形式で面と向かっている時
少しだけ気にすることで避けられるアクシデントなので
心の片隅に留めておいてくれればと思います。

ということで今日は
当たって砕けろ!マナーは守ろう。
ということを伝えました!良ければ参考にしてください。