【DDDE2021/OPEN部門】全チームコメント(8位〜1位)

ダブルダッチ

はじめに

こちらの記事は2021年8月9日に江戸川総合文化センターにて行われたダブルダッチデライトイースト2021に出場した全チームのコメントを記載しているものです。

一観客としてのフラットな視点を考慮して書いていますので「見当違い」「見間違い」などもあるかと思いますが「こういう風に思う人もいるんだな」程度に思っていただければと思います。

もしコメントを載せて欲しくないという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

全チームコメント

8位 XLOZA(クロウザ)

https://youtu.be/Z2Z5BTLs2gQ

黒黄を基調とした衣装。
OPの曲にしては最初の板付きの方がハンチング帽なので、おしゃれ系かと思いきやゴリゴリな運動系。アクロバットの質も高く、左右の舞台の使い方も左偏重の王道なOP。

0:55あたりの音ハメムーブが心地良い。

ロープトリックトーマスはそれだけで終わらずにターナーチェンジにつなげているところで評価が高いのですがその後の縄に絡みのないアクロは違和感が強い。

ダンス入りでミスは痛い、、、

ハリーの入り形態が綺麗で、そこからぬるりと入ってくる感じも尻上がりに盛り上がる。
ハリーでぶち上げた上でダンスをしてくるのはかなり攻めているなというふうに感じる。でもダンス縄は全ミスしているんで残念。。。

お疲れ様でした。

7位 Synappse(シナップス)

https://www.youtube.com/watch?v=qIILKReeXwY

衣装は白を基調としたややフォーマルな印象。イントロの音と最初のアクションが合っていない気がしてしまうのは私だけだろうか。

転回を縄と絡める形の新しい形態を見た気がする。とても面白かった。
その後、それに留まらず女側、バク転、ロン宙と畳み掛けてくるのも良かった!

1:30の前に出てくるステップも好きですが全員のそろったダンスも見どころ!

ハリー曲と動きが衣装と相まってオシャレです。

ラストのアクロで縄がグチャッとなるのは本当に勿体無いので、多少手堅い通し方をしたほうが良いと思います。

お疲れ様でした。

6位 Roar(ロアー)

登場シーンからかなり独特な音先の入り。

ピンクのパンツスーツスタイルでかなりスパンコールが効いている衣装。そしてこれは完全に私の好みですが、衣装と帽子がマッチしていなかったので見た目的な部分でそこだけ気になってしまいました。

3倍や激しい出入りで難しいことを決めた後のパッションはここ最近のトレンドですがかなり早めに放ってきたなという印象。

Roarは印象的なムーブを繰り返し大会で入れてくることで「Roarといえば」を作っていっているように思う。さらにすごいのはその印象的なムーブを毎度進化させてくるところ。

緩急の付け方が「縄」「動き」「曲」それらで大きく表現してくることで心を動かしてくる。
ハリーでミスが多く出てしまったのですが、総じて良いパフォーマンスだったなという印象を持っているのも不思議です。

お疲れ様でした。

5位 LoL(エルオーエル)

https://www.youtube.com/watch?v=OKkfS_NlKQY

今回もブレずに世界観を貫いてきてくれたので嬉しかったです。いつも通り世界観提示にたっぷり時間をとっているし衣装も力が入っているので見応えがあります。

そして1:20でウォークで沸かせてくれる部分なんてゾワっとしました。

3人でのダンスパートも情熱的で、ラストのソロダンスまで含めて「静かなる蒼き情熱」という印象を与えてくれます。

パートに区切って魅力的な部分を説明するよりも、パフォーマンス全体の印象を見て映画を見たような感覚を与えてくれるそんなチームです。

お疲れ様でした。

4位 虜華(ルウガ)

https://www.youtube.com/watch?v=tror2jENtCk

板付の強そうな印象を与えるセッティング。

縄を使う前からアクロバットの量が多いので個人的には期待感が高い。
金色のストライプのスーツスタイルなので力強さはとても強く感じる。

王道ダブルダッチだろうと思いつつ見ていると、3倍前のリリースフェイントなどをしてきて面白かったのでロープトリックの部分にも魅力を感じる。

ハリーかっこいいです。低い姿勢だったり回転を加えている、縄外との合わせが前半にありつつ後半はセパレートした盛り上げムーブ。畳み掛けにちょうど良い速度感でした。

ラストの2:30から始まるコンボ畳み掛け部分はダブルダッチを感じる一番胸熱ムーブでした。

最初と最後が同じ一列前並びをしているのも締まって見えました。

お疲れ様でした。

3位 雲外蒼天(ウンガイソウテン)

https://www.youtube.com/watch?v=PYUhRQxxBgQ

ファニー系ダブルダッチ

青と橙を基調とした衣装で作業着感があるので勝手に「引越し現場の休憩時間」というタイトルを付けつつ観させて頂きました。

ラビットのスタイルがよく見る形とは違って少しのっぺり?しているのでこのパフォーマンスに合っているなと思います。あと高い。

女子ダンスの特徴的な雰囲気がとても映えています。
緩急と気だるさとをうまく組み合わせることで心を惹きつけるものがありました。

ハリーもターナーとの掛け合いがありつつ、しっかりスキルを見せてくるのも見応えがあります。

ラスト揃って良かったですね!

お疲れ様でした。

2位 TESLA(テスラ)

https://www.youtube.com/watch?v=-W-Z2j7KxSI

「真・三縄ムーブ」のTESLAをまた見せてくれましたね。

アルタビスタを思い出すようなヴァイオリンの音色と共に行われるミュージカルのような優美な世界観。時折挟まれるアクロバットやハリーの特色があまり際立っている感じがしないのに見せ場になると印象がガラリと変わり一気に色が出てくる。

3本縄(三縄)で行われる長尺のムーブはとりあえず使ってみましたという印象を与えることのない完成されたムーブとなっている。

お疲れ様でした。

1位 爆爆爆爆爆男(ボボボンボボンボンバー)

https://www.youtube.com/watch?v=uO2fmgEZ9Dk

最近多い和テイストと少し違う「お祭りテイスト」ですがムーブになんとなくわっしょいさを感じるので観やすい。観ていて構成が綺麗だからかわからないですが見た目から「凝ったことをしている時」と「動きの表現で見せていく時」の切り替えがスムーズで飽きが来ない。

左右への移動も多く、3本目の縄への工夫や中締めからも厚みのあるパフォーマンスに感じる。

ラビットをしながらワールドをするところは一番の見どころだと思いますが、ここはそれだけでなく持ち上げられてのバク宙やロン宙をしていくところなども腰に縄がある状態で行っているのは秀逸。

3本目の縄を解いた後に活用してラストの一本縄EDに使ってくるところもユニークでお祭り間マシマシEDになっているのではないかと思います。

お疲れ様でした。

まとめ

JAPANに行ったこともない私があれこれ言うのも恥ずかしい話なのですが、コメントさせて頂きました。

系統として括れるものではないですが、王道系ダブルダッチ:表現系ダブルダッチ=6:4で以前と比べてかなり表現系のダブルダッチがEAST大会で多く観られるようになったんではないでしょうか?

それに引き換えてアクロバットの精度が極端に低くて見ていられないシーンも多くなったなと思います。この順位帯でも精度が低いアクロバットが散見されるようになってしまっているので、ダブルダッチのためにも自分のためにも観客に見せて恥ずかしくないものを出来ないのなら潔く入れるのを諦めましょう。

そして個人的にですが、ハリーの勉強不足が深刻なのでアナリストとしてもっと勉強して研鑽を積んでいきたいと思います。

DDDE2021の再生リストはこちら

掲載許可が得られた人の動画を以下でご覧になれます。

上位から順になっております。

https://www.youtube.com/watch?v=jKVSf7A03p8&list=PLBEdPV9ToXnjr8o6znSusp4BgOGtEg_hW

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