はじめに
こちらの記事は2021年8月9日に江戸川総合文化センターにて行われたダブルダッチデライトイースト2021に出場した全チームのコメントを記載しているものです。
一観客としてのフラットな視点を考慮して書いていますので「見当違い」「見間違い」などもあるかと思いますが「こういう風に思う人もいるんだな」程度に思っていただければと思います。
もしコメントを載せて欲しくないという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
全チームコメント
39位 WALRAS(ワルラス)
なんと言っても特徴的なのはフルートですね。
細かいところまで音をとっているので見ていて楽しい気分になりますし動きも結構揃っていて全体感をいい感じです。二重だったりを2人分通さなければならない時に縄が乱れてしまう部分は今一歩の技術力と感じざるを得ませんでしたがまぁこれからに期待ということで。
「SING SING SING」は吹奏楽のコンサートでも取り上げられる曲目の一つでノリが良く上品なジャジーな感じの曲です。吹奏楽のコンクールでも振りをつけながら演奏される様なものなので管楽器を出しても高飛車になりすぎない曲でした。
「初めてのダブルダッチ」という教科書を出す時にはこれほどいいデモはないですね。教科書にしたいほど綺麗なダブルダッチだと思います。
お疲れ様でした。
37位 Ne’/LASH(ネクスラッシュ)
シャツの彼だけ衣装が浮いている気がします。爽やかすぎるのかな?
髪の毛もそのままで登場してしまっているのでなんだかちょっとミスマッチ?
ターナーがかなり頻繁に変わるので落ち着かないですね。誰を見ればいいのかがポジション任せになってしまうのでもう少し自由な時間があると映える様な気がします。
3倍の時の音楽やBorn This Wayなどが噛み合っていない感じがして違和感を覚えました。本当は楽しい感じでやりたいのにここは暗く、ここは明るくと曲に引きづられて演技を変えてしまっている様な感じがしました。
全体的に声が出ていてやりたい事もある程度わかったのですが場慣れをしていって自分たちのスタイルがわかってきたらもっといい演技が出来るだろうなと感じました。
お疲れ様でした。
37位 獅焔(ライゼン)
アドレナリンのパートではもう少し暗くドープな感じを出してもらえるといいかなと思います。滲み出るオーラが良い子すぎてなんか乗り切れません。
結構ダンス推しだと思いますので雰囲気も見方につけてパフォーマンスできるとより見応えのあるものになると思います。女性のアクラーは多くないので見せ方次第でもっと輝けます!
3倍やラビットは最近やるチームが多いので平凡な動きしか出来ないのであれば記憶にも残らないという可能性があります。技を磨いていってください。
お疲れ様でした。
36位 MEISJE(メイシェ)
期待していた分ガッカリ感が強かったです。
丁寧で流麗なダブルダッチが好きだったのですが今回はスキルや小ネタに走ってしまったのかなと。
特に今回の曲選択であればより丁寧さや上品さを求めたいものでしたがミスがかなり多くて目を覆いたくなる時間もありました。昨年のTESLAと同じラストをこの完成度でやってしまうのもいただけません。
パフォーマンスに所々出てくる良いパートがあったので次回はその良いパートを煮詰めて同じテイストで繋いで見てほしいなと個人的に思いました。
お疲れ様でした。
34位 百花伝(ヒャッカデン)
OPはもう少しお客さんを見たほうがいいと思いますが、とても良い。曲の繋ぎも盛り上がりに合わせていたのでそこまで気にならずメジャーな曲をユニークな技で装飾していくのは新しくトレンドになりそうだなと感じさせました。
会場の反応からも分かる通りかなり良いパフォーマンスだったと思います。今後に大きく期待ができます。ポロシャツの彼はもっと楽しんだらGood!
お疲れ様でした。
34位 Lucida(ルシーダ)
衣装はいい感じですが、ドロップはいただけませんね。ここで気付くのはどんだけいい感じの衣装でも「厚み」がないとチープに見えてしまう事もあるという事ですね。
終盤のワールドでは舞台のかなり左側で演技していたのですが終盤にそこまで目線を移動させてまでワールドは必要だったのかな〜と疑問が出てしまいました。
全体としてかなりまとまりのあるパフォーマンスでしたが突出した部分がなく単調で記憶に残らないでもとも言えました。ベースはこれでOKなのでオリジナル技や面白い見せ方、観客への裏切りがあるとなお良いと思いますので次回に期待です!
お疲れ様でした。
33位 Nemos-phila(ネモスフィラ)
縄がうまいですね。復帰の時に落ち着いて回し始められているしハリーもダブハリも安定して回せていたので今後はなんでもできそうですね。
ジャンプもかなり上手くてRookiesなのかとびっくりします。
曲と衣装からはコンセプトや軸みたいなものがわからなかったのでそこがわかると没入感や統一感を観客が得られると思います。
お疲れ様でした。
32位 Mystic Topaz(ミスティックトパーズ)
Grayを想起させるOPアクトで大変ブチ上がりました。
ダンスパートも3倍もハリーもいいところがたっくさんありミスが悔やまれます、動線も無理な部分がありましたがまだそこまで詰めて考えていなくともいい表情といい動きが出来ているのでちょっとした動きが映えていました。
重ねて、皆さんとてもいい動きをしているので次の機会が楽しみです。
お疲れ様でした。
31位 大番振舞(オオバンブルマイ)
作業感の目立つパフォーマンスでした。ネタは豊富で見せ方も面白いものがたくさんあるもののそれらをこなす事に精一杯な雰囲気があり没入感がないので面白みに欠けました。
復帰の時にも縄の状態やかかったことから抜け出すことに精一杯なので観客としては置いて行かれているような感覚になりました、3人デモはそれぞれに焦点が当たりやすいので表情や仕草など細かなことが目立ちます。
最後の技を通しきってポージングまで持っていけたのは評価できる点です、観客が拍手できる状況まで持っていけないのではパフォーマー失格ですからねw
お疲れ様でした。
30位 歓喜倶楽部(カンキクラブ)
登場はかなりいい雰囲気でダークとテクノの組み合わせでいくのかなと予想させてくれました。後半では個々のやりたいが暴走していた感はあるものの「踊」が終わってからの右往左往には着いて行くのが大変でした。
気になった点ですが、ムーブとムーブの間に間隔が空きすぎているOPだなと感じました。通しきってアピールポイントを作っているのは理解できるのですがちょっとくどいかなと。最後のポージングもいきなりキュルンとされるとえ、なんだなんだ?と混乱してしまいます。
それぞれいい動きをしているのでハマればいい動きがいいパフォーマンスへと昇華すると思います。個人的にはダークテクノはあまり見ないのでその道に進んでもらいたいものです。。。
お疲れ様でした。
まとめ
流石に30位になるとミスの種類も少なくなってきます。ですがまだまだ15位以上のチームとは決定的に隔絶されたものがあります。それは熟練度です。全ての動きに対する熟練度を上げる必要はなくて、今回のパフォーマンスで使う分の熟練度を上げればいいのですがそれさえできていないが故に簡単なミスや作業感を感じさせる動きが出てしまっているのでしょう。
ノーミスに固執する必要はないと思いますが、ノーミスは目指すべきかと。例えば練習で5ミスとか6ミスとかしている人たちが本番でノーミスを出せるかと言うと。。。
それではリスクヘッジをしっかりとして記憶に残るパートをしっかり成功させて素晴らしいパフォーマンスを見せてください。
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