新入生を自分のサークル、部活に簡単に勧誘したいですよね。

ただ実はこの質問。毎度毎度困ってしまうんです。
欲しがっている相手に話すのでいつも使っている機能に加えて面白い機能を説明するとすぐに購入してしまうのですが、よくよく自分に問いかけてみると、ふと「これ要るのだろうか?」と思い出してしまいました。
<悩みを解決する目次>
- SNS勧誘は「興味」を産むファーストタッチ
- SNS勧誘の具体的手順
- 大切なのは目標と振り返り
私の一つ下の後輩は20人入りました。そんなに多くないと思うかもしれませんが一代に4チーム作れる世代は近頃のサークルではなかなか見ることができないかなと思います。
私たちの代がすごく強かったから、目立っていたからと言うことはないと思います。なぜならその時私たちは何の実績もない大学2年生だったからです。
そんな私でも20人入ったのは新入生に対する新歓のアピールがSNS活用によってうまく出来ていたからだと思います。そして、会社でマーケティングを学ぶうちに「もっとSNSを活かせるはずだ!使い方が甘い!」と思うようになっていきました。今日はそんな私がどうすれば新入生を多く迎え入れることのできるサークルSNSになれるかを考察してみます!
試してみるのは無駄じゃないので是非試してみてください。
SNS勧誘は「興味」を産むファーストタッチ
結論:SNSだけで入部するのはやめた方がいい
SNS勧誘というのは一切会わずに新入生から勝手に入部届けを出してくれるというものではありません。というかそれはやめた方がいいです。これから合宿やイベントを共に作っていく仲間を一度も会わずに入れてしまうとおそらく起こるのが不和です。一度も会わずに結婚して上手く行ってたのは階級社会の過去のことです。お見合いというだけあって一度は会うもんです。
自分はそうはならないよと思わずにzoomでもいいので一度話す機会は挟み込んでおきましょう。
入ってから「バイトが練習と丸かぶりで一度も行けません」となってしまったらお互いに損ですからね。
SNS勧誘の具体的手順
結論:圧倒的新入生目線と広範囲高頻度露出で攻める。
まずは圧倒的新入生目線です。
ここではアイサスとシップスを用いて新入生目線になってみます。
①「A」認知
例えば、セパタクロー部を探している新入生は全国にどれだけいるでしょう?キンボール部は?ダブルダッチ部は?囲碁サッカー部は?
既に興味のある人を取り込むのは非常に簡単です。なぜなら購買におけるマーケティングの第一段階「認知」を達成しているからです。知らないものには入れません。
②「I」興味
認知されたら興味を持ってもらいます。好きの対義語は嫌いではなく無関心です。入りたいと思うほど好かれるにはまず興味を唆るワードを並べます。もちろん嘘はダメです、もし嘘をついて集めようとすれば騙されたと感じた新入生は周りに嘘をつかれたことを宣伝するでしょう。(これを炎上商法と呼ぶ)
新入生が何に興味を持っているか、ちょっと考えてみましょう「女」「金」「遊び」「勉強」「服装」「イケメン」「新人脈」と1分ほど考えただけでもこれだけ出ました。
この中から自分たちの部活のアピールできる点を挙げていきます。
③「S」検索
興味のそそられるコンテンツを準備できたらそれらを検索される場所へ投下します。ここら辺は毎年変わってくると思いますが大体全てに投下しておくといいでしょう。必要なのは認知です。ここで重要なのは検索されるのはあなたの部活ともう一つ、その部活のやっていること自体です。セパタクロー部ならセパタクローを検索されます。ここで検索を先回りして自身のサイト等で紹介しておくのも有効でしょう。
④「A(P)」行動(参加)
ここまで来るとあなたの部活やサークルに所属してくれる確率は高いでしょう。
ここで言う行動は部活へ入ることではありません。部活に入る前の説明会や体験会、食事会などのことです。行うことは「行動させる」ことです。どんな小さなことでもいいので参加させて心理的障壁(A.T.フィールド)を中和していくことです。これにより入ってくれる率が高まります。
⑤「S」共有
最後、入ってくれた人には共有をしてもらいましょう。本来は自分から共有してもらうことを目指すものなのですが、新入生にそこを求められるほどサークルに入ったことを自慢できるとは思えないので勧誘は頼まなくてもいいですが共有は頼みましょう。
サークルアカウントのフォローはもちろんのこと、ストーリーでも何でもいいので話題に上げてもらうことでその新入生の周りの友達が一緒に入ってくれるかもしれません。上級生と新入生の繋がりはほぼ皆無ですが、入部希望者が出て来さえすればその子を皮切りに新入生との繋がりが生み出せます。
アイサスとシップス
A…認知・注意(Attention)
I…興味・関心(Interest)
S…検索(Search)
A…行動(Action)
S…共有(Share)
S…共感する(Sympathize)
I…確認する(Identify)
P…参加する(Participate)
S…共有 & 拡散する(Share & Spread)
大切なのは目標と振り返り
結論:どんな子を何人入れたいのか決まってなければ、施策の効果が判断出来ない。つまり成長できない。
これは新入生勧誘の動きをしているサークル、部活の半分以上は意識してないことだと思います。ここを意識するだけで周りのサークル、部活の半分は蹴落とせると言うことです。
「どんな子を」大人しいサークルに飲みサー志望の子が10人入ったらこりゃもう終わりです。遊びのサークルに全国大会を目指す人が入っても良い未来は訪れません。
「何人」これは気分で決めてもいいですが出来れば何人居れば何が出来るといったロジックがあると勧誘にやる気が出ます。
とりあえずこの2つが決まっていれば今年は実現できたかどうかを振り返ることができますし、来年はこうしようと策を練ることもできます。
反省会の時には5W2Hを意識して振り返ってみましょう。
(What,When,Where,Who,Why,How many,How to)
新入生勧誘を
4月から2ヶ月間
SNSだけで
新歓担当が
新入生を15人部活に入れるために
毎日12時のランチタイムと放課後の16時に
新入生の気持ちに寄り添った、サークルのことがよく分かる投稿をした。
のような感じです。
まとめ
いかがでしたか?SNS勧誘はまだまだ未開拓ですが毎日暇さえあれば眺めているSNSで新入生に勧誘をかけない手はない!と思います。まずは知られること!そこからはじめましょう!