この用語のポイント
- ロープスキルだよ
- バチると一緒によく使われる言葉だよ
簡単に書くよ
二重(double under)とは
「縄を二重にして通す技」のこと。
もう少し、いろいろ書くと
「左右で交互に通していた縄を一度に通すことで縄の左右差を無くしたり、縄の左右を入れ替えたりする」なロープスキルのこと
です。
詳しく書くよ
結構、説明しようとすると難しく、かつ初心者が1番苦戦する技の用語ですが、サクっと一言で説明すると
せーのっで縄を通す感じ
です。
ダブルアンダーとも言われる通り、ベーシック縄では左右が交互にジャンパーの下を通るのに比べて二重は2本の縄が同タイミングに通過します。
ジャンパーの跳んだ僅かな隙間を2本の縄が通るのでバチりやすいのも特徴ですね。
同時に通すが通す場所が一緒になってはいけないという少し気を使うところの多いロープスキルになっています。
その感覚的な部分もあり、「上手く説明する言葉が見つからない……」というのが正直なところです。先輩になって1番教えるのが難しい最初に引っかかる技ですね。
ニュアンスでは分かっているつもりですけどね。
「これだ!」と、しっくりくる表現が見つかりません。
習得するのに結構、時間がかかるイメージがあります。
縄が通る時に鳴る音からタタンッ、タタンッというリズムで教わることもあります。
タタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッタタンッはい、もう出来ます!
厄介なのはこの技を教えるとベーシックを回している時に意図せずに二重になってしまういわゆる「二重縄」になってしまう新入生が続出します。更にはそれにつられてロープスキルが苦手な人も引っ張られて二重縄になってしまうのです。
この二重ですが、縄の左右を無くしてくれるので辻褄を合わせるには結構多用される技だったりします。
ちなみに辻褄を合わせるためには二重入替という別のロープスキルを利用しないといけないので注意です!
普通に二重で左右を変えようとすればバチります。
入れ替えは左右を入れ替えるのもそうですが、個人的には上下を入れ替えるイメージですね。
一言でまとめるよ
まぁ「二重」って単語が出てきたら「タタンッだな~」と、お考えください。