チームメイトがだんだん辞めて、一度は1人になっても楽しくダブルダッチを続けられた理由

ダブルダッチ

当然の幸せに気付くには当然と思っていることを享受できていない人の話を聞くことです。

チームメイトが辞めないって実は幸せなことなんですよ…
今日の話は私の体験談です。不幸自慢なので笑ってください。

ただ実はこの質問。毎度毎度困ってしまうんです。

欲しがっている相手に話すのでいつも使っている機能に加えて面白い機能を説明するとすぐに購入してしまうのですが、よくよく自分に問いかけてみると、ふと「これ要るのだろうか?」と思い出してしまいました。

<悩みを解決する目次>

  • 私の過酷な3年間
  • なぜ辞めたいのか分からない
  • チーム全員に辞められてもダブルダッチは出来る

私は大学時代からダブルダッチに関わり続け、毎年夏と冬に行われる大会では全チームに対してコメントを付けています。またダブルダッチを研究対象とした記事を執筆しているダブルダッチ業界唯一のダブルダッチアナリストでJapan Openという大会でペアスピード3位・総合順位3位の経験があり、大学4年間みっちりとダブルダッチを楽しみました。

そんな私ですが、順風満帆だったかというとそういうわけでもありませんでした。むしろ周りと比べると過酷だったかもしれません。

この記事を読んで少しでも「自分たちは幸せにダブルダッチを楽しめているんだ」と感じてダブルダッチを楽しんでもらえれば幸いです。

私の過酷な3年間

 1年目にさっそく1人になりました。

 私の所属していた部活(当時は同好会でしたが)は先輩方が最初の1ヶ月ほどで後輩同士の相性やできる技、性別などを総合的に評価してチームを組みます。

 私のチームは男子2人女子3人の5人チームとして結成されました。
 ですがその時すでにチームメイトの女子(A子)は海外留学が決まっており、デライトには4人で出ることが決まっていたのです。

 D子は基本仲良しな雰囲気に誘導するのですがキレるとタチが悪くB君の胸ぐらを掴んで喧嘩になったこともありました。

デライトにはA子を除く4人で出場。かなり散々なデモをやった記憶がうっすらあります。毎大会全てのチームを5回以上見てコメントを書き残す私ですが、未だに自身のデモを見られないのです。

そしてデライト後、B君はどこかへ不意に消えて部活に来なくなりました。D子もそのタイミングで将来の夢のために部活を辞めることになり、急にC子と2人に。

その直後C子が部活に来なくなりました(後ほど先輩から聞いたら私が嫌いだったようです)。1年目に1人になり、一週間経った頃にC子が先輩に説得されて帰ってきました。そこから暫し2人での縄練の日々。冬頃になりようやく先輩とともにジャパンオープンに出場することになりダブルスデモの練習をしました。この時の先輩のおかげでC子に笑顔が戻ったと思います。

2年生になり先輩になったのだが、、、

 2年時には同学年で入部希望を出してきたC君と3人でチームを再結成し、デライトにはこの3人で出場。いやーこの時期は自分たちもそこまで引っ張れるほど上手くなかった上に3人チームだったので本当にしんどかったのを覚えています。C君は運動神経めちゃ悪で覚えも遅かったので同じ時期に入部した一つ下の後輩より断然下手でしたからなおさらキツかったですね。

 そしてデライト終了後、謎なんですが1年ぶりにB君復活!C子がどうしても3人デモをしたくないとのことで再入を受け入れることに。。。

 コンテストに向けて4人でデモを作っているタイミングで急にC君が「学校組織を優先したい」と言い出し大会1ヶ月前に突如の退部。

 またも3人となった私たち、とりあえず仕方がないので3人で出場するためにデモを作り直しコンテストを終えました。

3年生は引退の年

 現役最後のデライトは流石に3人で出たくないこと、後輩に5→2になってしまったチームがいたことからそのチームと共に5人チームとして出場しました。この大会はかなり自分のやりたいことがやり切れた楽しい大会だったのを覚えています。点数は全く振るわなかったですがw

 そのデライトで私のダブルダッチ人生は終了するはずでした。ですがどうしてもダブルダッチと後輩たちと練習することが楽しすぎてダブルダッチを辞めた時間は2週間くらいだったでしょうか?

 春が過ぎ、夏が終わる頃に
「自分で一緒に出たい後輩を集めてやりたいことをやる自己満デモを作ろう!」
と決意してダンスが出来て頑張り屋の雰囲気の良い女子、チームの雰囲気を円滑にできて3回生の時一緒にチームを組んだ女子、ハリーがカッコいい縄ウマ男子、アクロが出来る運動神経の良いバカで面白い男子という最強の布陣で卒業直前のコンテストに挑みました。

この紆余曲折の壮絶な経験から「人にはそれぞれやりたいことがある」ことと、「やりたいことへ舵を切る時には辞め方が大切であること」を知ったのです。

なぜ辞めたいのか、どう辞めるか。

 辞めて戻ってきたB君のような人も結構いましたが、彼らはずっと「後悔」していました。引退まで打ち解けられずお互いにどこか壁を感じて過ごしていたと思います。チームを辞めるということはそれだけ重たいことだと思います。チーム種目で3年間同じチームで出ることが多いダブルダッチでは特に。

 去る人は「自分は何故辞めるのか」を納得してもらえなければどうしても他のチーム名に禍根を残すことになります。これは嘘でも良いんです、「親が死んだ」でも良いです。辞めなければ仕方がないという理由を突きつけて自分は続けたいけど無理になってしまったということにしましょう!

 そもそもなぜ辞めたいのですか?嫌なことがありましたか?ダブルダッチめっちゃ楽しいですよ?

チーム全員に辞められてもダブルダッチは出来る

 先輩と組んで出たジャパンオープンで全国3位、後輩2人と一年ダッチをしていなかった同期と出た現役最後のデライト、大学卒業前に後輩4人と出たコンテスト。無所属でダブルダッチをしている人もいるし、ダブルダッチが好きならそのサークルにいる必要はないのかもしれません。

 ダブルダッチをやっているのは何故かを考えてみてください。

「何となく」という理由しかない人には少しの壁が絶壁に見えますが、一途にダブルダッチが好きだったりチームメイトが好きだったりすればどんなに高い壁もチョチョイのちょいです!

まとめ

 なかなか壮絶なダブルダッチライフを送っていたなと改めて感じました、そんな中でもダブルダッチが大好きであることを見失わないことで、今では同じサークルの同期やOBの中でも群を抜いて長いダブルダッチとの関わりを持てたのはダブルダッチがとても楽しく魅力のあるスポーツだからだと思います。結果らしい結果も出場チーム数8チームの中での話ですから「自分とは違う」と1ミリも思わなくて良いですよ。

無所属の人たちのマッチングサイト作っても面白いかもしれないですね!社会人になっても続けられるようになりそう…