2021年3月14日の日曜日、川崎駅から徒歩15分ほどのカルッツ川崎にて全国のダブルダッチプレイヤーが鎬を削るダブルダッチコンテストジャパンが開催された。
10時:会場入り
コロナによる緊急事態宣言が解除されず延長されてしまった影響から、タイムテーブルは9時30分会場となった。席は全席指定席でしっかりとソーシャルディスタンスが取られており、その他の感染対策もバッチリでしたが私は大事を取って10時に会場に入りました。
以前までの全席自由席では到底できない選択だったのでここにもニューノーマルの波を感じる。
OPENINGまで15分、意外と会場内に人は少なくロビーで談笑をしている方が多いようだ。私も知り合いに挨拶をして席につき昂る気持ちを抑えつつOPENINGを待つ。
シャザム出来た曲の紹介
Carnage Feat. Timmy Trumpet & KSHMR 「Toca(Fransis Derelle X Sharps Edit)
Silento「Watch Me (Whip / Nae Nae) (Sikdope Remix)」
Dimitri Vegas & Like Mike vs Ummet Ozcan「The Hum(LEGACY Remix)」
Dimitri Vegas & Like Mike vs Boostedkids「G.I.P.S.Y. 」
K Theory(ft. Terry Mak)「Never Known」
Herbie Hancock「Rockit」
Art of Noise「Beat Box Version 1」
10時15分:オープニング
映画館のようにコロナ予防対策のムービーが流れた後にオープニングムービーが流れる。毎年とてつもなくカッコいいムービーで期待を抱かせてくれます。
さぁいよいよ始まりました!
MC登場!
REGSTYLEのYUIさんとNEWTRADのUrynaさんのダブルMCで視界が豪華。
「前回大会ではグリーンバックを自宅に貼ってのMCでしたが今年は拍手が嬉しい」という発言からはコロナの影響の大きさとそこから現在がどれだけ復活したのかを感じた。

早速のジャッジ紹介
RUN-D-CREWよりMEMEさん
J-Trap.よりMIHOさん
縄レンジャーからUTさん
PADMAよりYUJIさん
REGSTYLEよりKO-YAさん
WaffleよりTATSUYAさん
YUTTY KINGDOMよりJUNKNESSさん
REGSTYLEよりTakumAさん
BeeWorkerよりDASHさん
今年のジャッジは二階席だったので残念なことにご尊顔を仰ぐことができなかった。
最近のコンテストのイメージは赤コーナと青コーナーに分かれたりしていた。今回はジュニア部門からオープン部門まで同じジャッジがジャッジするので今までにない審査スタイルになる。そして何よりジャッジの負担が倍増するということでもある。まったく、今回のジャッジの方々には特に頭が上がらないです。
主催JDDA
主幹ダブルダッチコンテスト実行委員会
協力
jjru
公認インストラクター
jstta
オーバサンプ
ローピースプロジェクト
会場
カルッツ川崎
1部では13チームのJUNIOR部門
2部では25チームのU-19部門
OPEN部門は77チームいるため3部と4部に分けられて今大会が開催される旨を説明され早速第1部がスタート。
10時30分:1部 JUNIOR部門
5歳以上~13歳未満の部門です。ですが年齢をまったく感じないレベルの高い部門です。可愛らしいと感じるチームもあるのですが、コーチがそれをも取り込んでパフォーマンスを作っているので可愛らしさまでもが巧妙な演技に見えてくるのです。
保護者の方々の子どもを応援する姿勢は素晴らしく、後ほど分かるのですが前方は保護者で埋め尽くされており相当申し込み連打をしたのではないでしょうか。大会前から保護者の方には負けられない戦いがあるのですね。
11時10分:2部 U-19部門
25チームのエントリーがあったのですがキャンセルなどがあり22チームの出場。それによってワールドの枠も1枠に。
13歳以上~19歳未満のU-19はもはやダブルダッチを教わりたいほどに上手いです。基礎的な縄技はもちろんのことTOPチームにもなると立て直しや表情が仕上がっているのでまさに「ダブルダッチ」を教わりたいという言葉がぴったりです。
そして、そのまま休憩に入ると思いきや
エキシビションとして既に出場を決めているチーム「No Logic」「Still in my heart」の演技が行われた!映像審査にて行われた大会だったからこそ映像審査で結衣集な成績を残したチームに晴れの舞台を提供する粋な計らいのコンテンツと感じた。
12時25分:休憩
この休憩は長いようでとても短い。付近にコンビニがないので歩いて10分ほどのコンビニに向かうかその途中のご飯屋さんに入るかしかないのですが休憩時間は35分。歩きながら食べられるものを事前に持っていくかOPENの最初の方を見逃すかだろう。
今回私はコンビニに向かったので曲は2曲しかシャザムできなかったが紹介します。
シャザム出来た曲の紹介
Lyn Collins「Think」
The Blackbyrds「Rock Creek Park (Remix)」
ここでしっかりトイレ休憩をしないと痛い目を見ることになる。もちろん始まる前にもしっかりトイレに行っておくことを強くおすすめする。
ここでお客さんの入れ替えが起こった模様で、座席がガラガラだ。特に前列が顕著である。おそらく恐ろしいほどの熱意の保護者の方々がまとめてチケットを取得したことによるものだろう。もちろん子どもたちの出番が終わっても残っている保護者の方は居たがかなりの人が帰路についたようで若干もの寂しい会場となってしまった。

13時00分:3部 OPEN①
スニーカーとお弁当の話から始まる休憩明けのMCトークは思わずクスリと笑ってしまう掛け合いで仲の良さを感じる。
77チームが74チームに。3枠のワールドへのチケットを争う。
19歳以上~のOPEN部門。いくらU-19の演技が洗練されていてすごいからと言ってもOPENに登場するTOP層のプレイヤーが結成した有志チームにはやっぱり迫力の面などで勝てないなぁ。。。
この部門で一位を取るということは即ち夏まで全国一位と呼ばれるということだ。
15時00分:休憩
この休憩はトイレ休憩でしかない。
2時間があっという間に過ぎて行ったのを休憩時間に入ってようやく気付く。
2時間というと大体映画一本分、だがハラハラもドキドキも全てがたったの2分間で過ぎていく積み重ねの2時間だとその時間の飛び方は凄まじい。(まるでキングクリムゾン)
シャザム出来た曲の紹介
Young MC「Bust A Move (Diplo Remix) 」
N.E.R.D.「She Wants To Move (Basement Jaxx Remix)」
Estelle ft Kanye West「American Boy (Lost Frequencies Remix)」
元気ロケッツ「Star Line」
Les Nubians「Makeda」
Plump DJs「Get Kinky」
15時15分:4部 OPEN②
会場に入ってから早くも5時間が経過し、段々と集中力が切れてくる頃だがOPEN部門の後半戦にも見逃せないチームが盛りだくさんで休む暇を与えてくれません。
特にOPEN②は注目の今大会大注目のFLY DIGGERZやイワネスインセインが出場するとのことで期待を胸一杯にしながらパフォーマンスの鑑賞を続けた。もちろん前情報なんて無くとも凄いチームがじゃんじゃん出てくるので1チームも見逃すことは出来ない。
最後の5チームくらいになってくるともはや郷愁に襲われ、ダブルダッチがまたやりたいと感じてしまうのは毎大会のことだが、久しぶりのリアルイベントだと感動も一入。
おわりに
コロナで練習が出来ない中、ここまで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手の皆さん
109チームに得点を付け続けたジャッジの皆さん
歓声の出せない会場で皆の心の声を代弁し続けたMCのYUIさん、Uynaさん
ソーシャルディスタンスなど配慮をしないといけない中開催をしてくれた大会運営の方々
休憩時間を心地良いものにメイクアップしてくださったDJのDA-Jさん、TOSHIさん
関係する全ての方々に感謝を感じダブルダッチコンテストに後ろ髪を引かれつつ会場を後にしました。