【ダブルダッチ】このスポーツの将来についての提言

【ダブルダッチ】このスポーツの将来についての提言 ダブルダッチ

ダブルダッチの大会について思うこと、こうした方がいいと思うことをまとめてみたので参考にしていただければと思います!

前売り券・指定席・席の自由選択

チケットに関して言えることはこの3つです。

前売り券

以前は当日券の販売が選手入場後で買うために親・OBOGが外で待っている状態が非常に他の人を邪魔をしており、辞めた方がいいと思っていました。時間も大体は11時からの入場にはなっているが、Kidsの場合などは9:30に選手が行くのにそれと一緒に動かない親はいないでしょう。

キャンセルが出た際にはそれを当日券として販売すればいいのです。どうせ空席になってしまうのであれば当日売ってしまえば赤字にもなりません。

とにかく当日に買わなければならない状況をなくし、券を売り切ってしまっておけば採算としては言うことないでしょう。(売り切っていれば利確しているわけですから)

前売り券の販売は現在インターネットにて行われているのですが、会社員の私からすると営業時間に売り始めることは避けていただければと思っております。(チケット購入戦争に負けてしまうので)

指定席

そして、これと同時に今後も実施すべきと考えるのが指定席。

現にコロナ禍で前売りとなっている現在では、不正な立見も無くなって開場直後の席取り合戦も無くなりましたね。

個人的には

「席に荷物を置かずに休憩時間席を離れられる。」

「会場に開演ギリギリや途中から観覧できる。」

「観覧している際、周囲の人が変わらない。」

という部分は高く評価しております。

指定席については賛否が分かれるのかもしれませんが私は今後も実施して頂きたいです。そして出来れば次の「席の自由選択」を導入して頂きたい。

席の自由選択

イメージは「映画館」です。映画館は全席が自由選択できる指定席ですが、特定の場所だけでも自由指定席を設定するのはどうでしょう。

観客席の多くは左・中・右に分かれているので真ん中の前方だけでも販売をお願いしたい。当然売れ残ることもあり得るでしょうから「増額」もしくは「時間制限での自由選択」で残る際のリスクヘッジを行います。

自由指定席を販売していただくことで、私のような動画撮影をする人やサークル代表が良い位置から撮影をすることも可能になるかと思います。親御さんも我が子の活躍をセンターから撮影したいと思うはずです。

このように需要は高いのですから1観覧席あたりのprofitを高められると思います。

ダブルダッチの商業化

様々なイベントが開催されメディア露出も増え注目が徐々に集まりつつあり、この先に見える未来は「ダブルダッチの商業化」です。人口増えていくにあたり客単価を下げることも可能になると思うのですが、同時にキャパシティの決まった場所に対しての単価は上がります。

イベント運営をしている人も会場キャパを確保しつつリスクヘッジが求められるだろうし、グッズ販売も数と売り切りのバランスを今までよりしっかり予測することが必要とされます。現在ダブルダッチで利益を上げることの出来る人はほとんど「プロチーム」です。それ以外では「スキルハック」か「スクール運営」のどちらかでしょう。(プロチームはほぼ全てオーバサンプに所属)

私もダブルダッチで生きていくのを小さな目標に掲げておりますのでこの二つの組織には勝てないまでも、負けることのないビジネスをやって行けたら楽しいなと思います。

オリンピック種目

ダブルダッチ協会は以前からオリンピック種目化を目指していました。

私のような個人で細々やっている者はそういったスパイク需要に向けてコンテンツを仕込んだりしておかねばならないのですがまだまだ種目への仲間入りは時間が掛かりそうだと私は思っております。

理由は大きく二つ。

「ダブルダッチ単体ではオリンピック種目の基準を満たしていない可能性がある。(縄跳びとしてならIJRUとの合併でクリア)」

「競技実施は7年前に決定するが現状決まったという話は上がっていない。」

野球で問題視されていた施設問題はダブルダッチはクリアすることが容易です。いつもの通り劇場やホールを利用すればいいわけですから。

世界大会を最低年2回行う点については「NDDL」と「DDCW」で達成していますが、DDCWは実質日本が独占的なので個人的観点では他国に熱量を感じないので世界的大会で多くの経済効果を期待されるオリンピックに採択されるのは現状のダブルダッチでは難しそうです。

圧倒的マーケティング不足

以前フェンシングの太田選手があるイベントでマーケティング・ブランディングを頑張った話を聞きました。(https://markezine.jp/article/detail/33894)(https://sakisiru.jp/4328

今まで通りやっているとオリンピック種目になっても大会会場を満員にすることができない競技があるのを知りました。現在のダブルダッチを振り返ってみると、プロチームがメディアを通して一般向けの動きをようやく行ってきたなという印象。

ただメディアの企画に乗って演技をするのではなく、世界大会を甲子園のように取り上げてもらわなければならないのかなと思っております。

今ではYouTubeで好きなように映像を作って配信することができるようになっています。ダブルダッチをやっている人には映像制作をしている人や写真・動画撮影をしている人も多くいますのでその人たちを雇用してダブルダッチの大会を開催した上で一般人にも分かりやすい映像を作らせます。どこかのチームに密着した動画を作成します。ダブルダッチだけでは一般人にみてもらえないのであれば大衆ウケする軸を増やして「ダブルダッチ×福利厚生」「ダブルダッチ×副業」「ダブルダッチ×サステナブル」などに挑戦するのも面白いかもしれません。

個人が挑戦するのは限界があります。仕事の片手間にやる。学業の片手間にやる。そんなリソースの割り振りかたしかできないので挑戦すること自体にコストが掛かるんです。それよりは現在ダブルダッチでご飯を食べている人が空き時間にクラブ活動的にこうしたことを行なってみるのが現実的なのかなと思います。

まとめ

今日は未来について話しました。

大会の席からマーケティングまで幅広い話をしたのでついて行けない部分もあったのかなと思います。細かい内容は記事化して追記したいなと思っておりますのでその際にはそちらも補助的に読んでみていただければ幸いです。

また、私如きが思いつく案なんて会社様はとっくに思いついていると思いますので「何も知らずに言ってるな」と思われてしまうかもしれません。でも、思われないかもしれません。

思っていることを言うと気持ちがいいです。特に「改善」を提案する時はワクワクします。