FLY DIGGERZ|ダブルダッチ コンテスト 2021 パフォーマンス分析

メンバー紹介(大学時代の所属チーム)

KENGO

日本体育大学乱縄
「珠龍琉(スーリール)」

AYUKA

日本体育大学乱縄
「CーJUST(シージャスト)」

KASUYA

立命館大学 DUT
「FUMBLE(ファンブル)」

TO-MA

日本体育大学乱縄
「焔麗(ホムラ)」

TAKAO

日本体育大学乱縄
「Ratt.O.styler(ラットオースタイラー)」

KEISUKE

日本大学 DSP
「KingDAT(キングダット)」

エイト毎のパフォーマンス分析

動画のための走り書きなので、詳しくは動画を見てください。

0〜2エイト

明点から「強そう感」がバチバチ伝わってくる風貌。

並びはV字の並び、
ただし6名で隊形を組むので左右対称にはならない。

3〜4エイト

両サイドにスプレッドして
最後尾の2名がクロスした縄を舞台にOPパフォーマンス

縄のクロスは片側が一回転した縄で
そのままは回せないので次のエイトで解除する動きが入る。

5〜6エイト

クロスした縄を正位置に戻しつつ、
ステージの前方に移動しつつのTAKAOさんソロでの振り

7〜8エイト

ここやばいですね。
AYUKAさんとTO-MAさんのポーズの合わせもカッコいいのですが、
その準備段階でのKENGOさんの職人芸も注目したい。

そしてポージングしたあとにKASUYAさんの縄の持ち直しから即チャイホも攻め攻めで痺れます。

9〜10エイト

KEISUKEさんのソロパートでは重みのありつつ軽快なムーブを決めた後、
最後の頭クイッのアピールも洒落ててかっこいい。

〜ジョイント4カウント〜

11〜12エイト

ベーシックな横向きのダブハリの後に
こんなにおしゃれな三重あるかってくらいの空中ポージングがあっての7エイト目にあったような足掛けのムーブを再度行うんですけどその前のがん立ちが芯にブレがなくて緩急おばけって感じですごい

〜12エイト目直後に2カウントの音ハメ〜

13〜14エイト

これまた古典的なランシャーです。
ここでわちゃわちゃ感を出すことによってこの後のリフレーミングの4カウントでのTO-MAさんのロン宙が際立つってことですね!

〜アクロ4カウント〜

15〜18エイト

ハリーパート(TO-MAさん)
私はあまりハリーが得意ではないので、細かなところを語れませんが、

・左右の足を交互に踏むステップが少ないのと、
・予想するステップとはちょっと違うステップがくる(対になっていない)
の2点が特徴ではないかなと感じました!

19〜24エイト

TAKAOさんパートなんですが、その前に注目したいのがAYUKAさんに当たって歪んだ縄をターニングスキルと思いやりで立て直しつつカウントではなくジャンパーを見ながら通したこの落ち着きとスキルは「チーム」を感じました。

TAKAOさんのステップもすごく曲とマッチしているのでとても楽しげでそして縄外の隊形移動が振りをしながらなのもFLYDIGGERZの特徴のような気もします。

25エイト

ここで初めてのミス!
KASUYAさんの3倍見たかったです。

〜アクロ4カウント〜

KENGOさんといえばのこの伸身逆宙ですよね。
この技、結構着地の時に体勢が低くなりがちなんですが着地後にそのまま身体をロールさせながら後退することでうまく流れを切らずに次の動きの準備に変えています。

ここであえてアピールをしないことでその後のムーブの「エッサホイサ感」に違和感なくつながっているのかなと感じました。

26〜27エイト

KENGOさんソロパートですがここは隊形移動兼余裕感の演出になっている26エイト目とKENGOさん色を押し出す27エイト目で作られていて他のソロと同じく山椒のようなピリッとアクセントになっています。

28エイト

ここはワールドで縄を4人で持つ体型を作り出しています。これがこの後のカウボーイに大いに生きてきます

29エイト

舞台を大きく使いながらカウボーイで一度縄が左右に分かれますが観客の目線は舞台中央のAYUKAさんに集中。

30エイト

〜ラストを感じさせるAYUKAさんの立ちの4カウント〜

ここで分かれていた縄がAYUKAさんにスポットライトを当てるかのように収束。

30.5〜34エイト

AYUKAさんのソロ爆発!

これだけ肉厚のパフォーマンスの最後にダンスソロを入れる斬新さ。しかも全く物足りなくないのがまたすごい。

最後のポージングが中央密集面向きなんですが、その形の作り方もシンプルながら見たことのない作り方で締まりが大変よくまさに圧巻と言わせるような終始見せかたに拘っているパフォーマンスでした。