【新入生向け】ダブルダッチのやり方解説

誰でも最初は初心者なのでこの記事ではダブルダッチのやり方を解説したいと思います。

この記事はダブルダッチを始めたばかりで右も左も分からない方に向けて作成しています。初めて2年目くらいの人に向けた記事は別の記事にて記述していこうと思います。

ダブルダッチは楽しめば良いんだよ!っていうタイプなんですけどそんなことは色々とできる人が言えることです。

例えば英語が全く何にも喋れないのに英会話カフェでお茶してもつまらないでしょう。そして楽しもうとする心があれば、英語を勉強して下手くそでもカフェに行くでしょう。
それと同じです。
英語を勉強しようとしてる人に楽しめと言うのは馬鹿げているでしょ?楽しもうとしているから勉強しようとしているんです。もちっと丁寧に教えてあげなきゃ。←これは聞かれた諸先輩方へのメッセージ。

ダブルダッチは大別して2種類

ダブルダッチは
「規定演技」
「スピード競技」
「フリースタイル」
「フュージョン」

の4つの種目があり、フュージョン以外はシングルとダブルスがあります。(http://jjru.sport/jjru/about_jumprope/)

ですが私は見出しにもある通り2種類に大別することができると考えています。フュージョンを「ダブルダッチショーケース」その他を「競技ダブルダッチ」と大別しました。

私は競技ダブルダッチをやったこともありましたが、興味がある好きなものはダブルダッチショーケースなのでダブルダッチショーケースの方をお話しさせていただきます。

ダブルダッチに必要なもの

ダブルダッチに必要なものはダブルダッチをやろうと急に友達に言われた何も知らない人以外はわかると思うのですが一応記載しておきますと、

ダブルダッチロープ
音楽を流すスピーカー
跳び方や回し方を教えてくれる人
一緒にダブルダッチをしてくれる仲間(2名以上)

これだけです。
ダブルダッチをやるだけだったらDDロープを買ってスピーカーで好きな曲を流して親切なダブルダッチ経験者に教えてもらうだけです。

大体1万円もあれば存分にダブルダッチが楽しめるでしょう。

お役立ち記事
おすすめスピーカー3選(準備中><)
縄の選び方とおすすめの縄(準備中><)

ダブルダッチで何を目指すかによって必要なものが増えてくのですが、初めにいろいろなものを買ったりするのはあんまりおすすめできません。身の丈に合ってないものは不幸を呼びますからね。

ダブルダッチの練習方法(縄編)

ダブルダッチを見たときには大体が縄を跳んでいる人がフォーカスされますが、ダブルダッチを1時間もすれば「難しいのは縄を綺麗に回すことだ」ということがわかります。

教えるのも難しいのは回し方です。
かなり感覚に依存しているスキルなので量をこなすことが上達の近道です。

特に実戦に近い練習をするべきです。
簡単な練習順に載せると以下です。

  1. 1人で柵に括って練習する。
  2. 2人で回して練習する。(UpGrade:縄中に人を入れて回す)
  3. 2人で移動しながら回す。(UpGrade:縄中に人を入れて回す)
  4. フリーロープで縄を回す。
  5. 場所を大きく使うような移動ムーブを練習する。(UpGrade:縄中に人を入れて回す)

縄を回す感覚がかなり違うので、人を入れられる場合は入れて練習をした方がいいです。

回す会の講師を務めさまざまなチームでいくつもの全国大会に出場している@yoshakzwさんのインスタグラムに自粛期間投稿された基礎縄の練習方法が載っているので参考にしてみるといいと思います。

ダブルダッチの練習方法(跳び方編)

花形のジャンプスキルです。アプローチ方法は様々でやりたいことによって異なると思いますので私のやっていた練習をここに記載させていただきます。

知人に多いのは「ダンスアプローチ」「アクロバットアプローチ」「イミテーションアプローチ」「そもそも跳ばない」でしたが、その中でも私は「アクロバットアプローチ→イミテーションアプローチ」をしていました。

もちろんこんな呼び方をしている人はいません。便宜上私が命名しました。

「ダンスアプローチ」
▶︎ダンス経験者もしくはダンスを縄の中でしたいというようなダンスを主軸に置いた練習をし、その後で縄の中でその動きを練習する。動きのキレが良く縄外でも見栄えがする。
「アクロバットアプローチ」
▶︎アクロバットの特にグラウンド系のアクロバットをベースにブレイクダンスなどをおり混ぜ組み立てる。筋力が必要でダイナミックな動きが実現できる。
「イミテーションアプローチ」
▶︎イミテーションは真似という意味。手取り足取り教えてもらうというよりはSNSなどで載っているものを真似することで練習する方法。縄の中での動きが一番真似できる方法。
「そもそも跳ばない」
▶︎ダブルダッチはチームプレイができるのが良い所。一回も跳ばないでショーを終わることが可能。跳びたくないなら縄を極めることも道です。

ダブルダッチはやってみるに限る!

ダブルダッチを後輩とやっていると「教えてください」と言われることがあります。そしてその教えてくださいを私なりに実行するとガッカリされます。私が一番わかりやすく教えてもらった通りに教えてみるとです。それはこう

後輩「ロン宙ってどうやるんですか?」
私「ロン宙はバッと走って手をダダンッて着いて、ターンと足がついたらキュッと身体を締めると回れるからフワッと着地する」
後輩「いやそうじゃなくて…」
私「とりあえずやってみてよ」
後輩「出来たら聞かずにやってますってw」
私「とりあえず聞いてどうするの?水泳の教科書読んでもカナヅチが治らないのと同じだよ?いくら聞いても治せない、やってみないと。」
後輩「なるほど」と言いながら「この人には聞かないでおこっと」と言う顔でどこかへ

縄の回し方の方もそうです。

  1. 左右の縄を210度ずらしながら右手は半時計回し左手は時計回し、どこか一点を中心とした正円で回転させる。
  2. 速度は円のどこでも一定の速度で回す。身体から遠い半円では縄は上昇、その時には重力がかかるので下降フェーズより遠心力をかける。円は中心を超えてからは下降フェーズに入るので上昇と同じ力をかけると加速させることになるので勢いを減衰させるような力を縄に与えることが必要となる。
  3. また縄は柔らかく、形を円に保ち続けることが出来ないので腕と縄の動きをリンクさせるには遠心力を利用します。遠心力とは回転運動をかけられた物体が円の中心から離れようとする動きです。これを利用することで縄の形がラグビーボール状になる。
  4. 理想系は縄の飛べる場所が多くなるよう下辺が長い五角形を目指したいが地面との接触が多くなるほど地面との摩擦が多く発生するため技量によっては一定速度を保てなくなる。
  5. 重力、遠心力、減衰力、摩擦力を理解して縄を操作すれば確実に回せるでしょう。

ちゃんと教えてくださいと言われた後輩にこうやってちゃんと教えたら聞かれなくなりました。
ちなみに「なるほど!」と言って太陽系を見立てた例え話を返してきた後輩とは今でも仲良しです。

先輩方はいろんなことを経験した上で「やってみるに限る」と言っているんです。0から1を教えるより現状が理想とどう違うのかアドバイスをして直していくほうが簡単で無駄が省けるのです。

アドバイスがもらえない、先輩がいない、って人はスクールもしくはサークルにお邪魔させてもらってはどうでしょう?

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